私は、今仕事を休んでいます。ある病気で手術を終えたのですが、原因不明の頭痛に悩まされており、ヨガ仲間にはヨガをやっていてよかったねと言われます。
ヨガをやっていると、自分の心と体に向き合う時間を多く持つことができるからです。
そして、ヨガの師匠達からも、今後自分が教えていく中でこの病気の経験が人の心や痛みを理解してあげられることに繋がるとアドバイスをいただきました。
今は、ピンときません。毎日が痛みとの戦いだからです。
きっといつかその言葉が役に立つ時が来るのでしょう。
ところで、現代のヨガって、どんな印象を受けられていますか?
身体が硬いからできないのと友人達から言われますが、古代のヨガは人に見せるためのパフォーマンス性のあるものではありませんでした。
私は、幼少期から大学の芸術専攻までずっと舞踊を学び続けました。
現代の舞台上で観客に観せる舞踊は、身体を使って人に感動を与えるかというものです。(もちろん古代の舞踊では様々な意味の舞踊があるので一概には言えませんが)
ヨガは反対に自分の内に向かって、自身と向き合い精神性を高めていくものです。
100年ほど前にインドで様々な流派が起こり、その後アメリカへ渡りさらに現代風のヨガが確立しました。決して否定するものではありません。
しかし、昨今、怪我に苦しむ人が多くなってきていることは事実です。
今こそ、原点に戻り、怪我をしない気持ちの良いヨガに戻っていきたいと思います。
私の師匠は常にそのことを申しておりました。
今日の話はここまでです。
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