人は、毎日同じ思考をぐるぐると頭の中を巡らせながら生きている。
同じ思考を打破するには、習慣や思考を変えなくてはいけない。
現金・預金比率は
日本が約50%、米国約10%、欧州約30%。
株・投資信託率は
日本が約15%、米国約50%、欧州約25%
かなり、将来の日本が不安になる数字だ。
インフレで物価が高くなり、預金の価値(銀行の定期預金に入っているお金のこと)が減っていくというのに、
例えて言うと、10年後に、
150円のペットボトルのお茶が将来200円出さないと買えなくなると、
銀行に置いたままの預金が増えていないのだから、
ペットボトルのお茶が25%も値上がっているので、
100万円の定期預金の価値は、実質75万円の価値しかなくなる。
投資の中でも、投資信託などは、初心者にもわかりやすい。月に5000円くらいずつでも預ければ、長期投資で必ず増える。
アインシュタインは複利効果を「人類最大の発明」と唱え、複利効果をたたえた。
複利効果とは、運用で得た収益を使わずにそのまま投資することだ。利息が利息を生み出す。
例えば、1000万円を利回り3%で10年間運用した場合、
単利で運用した場合の資産の合計は、1,300万円。
複利で運用した場合は、1,344万円。
複利での運用は、単利の運用より44万円多く資産を増やせる。
人は、いつもの癖や慣習に流されて、周囲の大人たちに習ったことを忠実に守って生きることの方が楽だ。
以前は、日本での預貯金の金利は約3%から5%と、放っておいてもお金が増えた。
1000万円入れておけば、年利3%として年間で30万円プラスで年間に資産が増えたのだ。
今の利率をご存知だろうか?定期預金で0.002%だ。
年利3%以上の時代に旨味を覚えた世代の親は、
お金を無駄遣いしないで『貯金しなさい』=銀行に預けておけば間違いない、の神話が頭から離れない。そして、多くの親は、子供にお金の預け先を銀行に断定する。
現在の銀行の定期預金の利率は泣きそうなくらい低金利だ。
将来のために、自分自身でお金の勉強をして、投資でお金を増やそう。
日本の政府も何年も前から、国民に伝えている。『投資して、増やしてください』
その裏には、『そうしないと日本が破綻しますよ』の意味が込められている。
日本の将来の問題をそのままにして、普段通りに過ごしている人がなんと多いことか。
現代の20代から30代の若者の投資信託率は上がっている。スマホのおかげだろう。
素晴らしいことだ。しかし、まだ投資の国民の比率的に少数だ。
サティヤ(嘘をつかない、自分に正直に)として、自分に正直に、将来の不安を払拭するためにも、
日頃の慣習を少し変えて、お金の勉強に充てる時間を捻出し、
挑戦してみよう。日本の未来のためにも。
余剰のお金は、寄付したり、人を幸せにだってできるのだから。
今日はここまで。
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