開脚で流血?
お酒が好きで、身体を動かす習慣のない友人の女性に、アーサナヨガのおすすめをしました。
彼女は早速、近所のヨガスタジオでアーサナヨガを行いました。
帰宅して、トイレに行くと下腹部に痛みがあり、下着に血が滲んでいるのを発見しました。
日常的に、開脚のポーズを行っていないので、ヨガで脚を開いたことにより、下腹部が切れていたのです。
友人は更年期でもあるので、下腹部がひどく乾燥していました。
排尿、排便のみの機能としてしか意識をしない部位でありますが、古代インド発祥のアーユルヴェーダでは全身のオイルマッサージの一環として白胡麻油でデリケートゾーンも行います。
デリケートゾーン
欧米では、産前産後のデリケートゾーンのマッサージも含めて深く理解されており、専用石鹸やオイルなども販売されてます。
更年期に対しても効果があります。
症状としては、
- 乾燥による出血
- 尿が染みる
- 少し痛痒い
- 黒ずみ
- ニオイ
- 膣の老化
デリケートゾーンのオイルケアの効果は
- 冷え解消
- 全身の血流改善
- 肩こり、腰痛、生理痛などの解消
- 代謝アップ
- 免疫力アップ
- 骨盤周りの子宮などの血流アップ
- ストレス、イライラの緩和
- 老廃物が出やすくなり、美肌効果
- 骨盤底筋の柔軟性が増すことで、尿漏れなどが防げる和らげる
- 性交痛を和らげる
デリケートゾーンのケアは、実は全身の健康に深く関わっていることがお分かりいただけたと思います。
マッサージ
オイルは太白白胡麻油がおすすめですが、専用のオイル、他のオリーブ油など代替えで行っても構いません。
肌に合う合わないがあるので、ご自身の合ったオイルを探してみてください。
手指を清潔に行いましょう。
爪などで粘膜を傷つけないように気をつけましょう。
大陰唇→小陰唇→会陰→膣の中(慣れていなければ周辺)→肛門
の順番で行います。
マッサージにまだ抵抗があれば、コットンやトイレットペーパーにオイルを染ませて、パックを行うだけでも大丈夫です。
日常でケアや意識をおろしかにしているデリケートゾーンは、実は全身の健康をつかさどる、大切な部位であることがお分かりいただけたでしょうか?
フェミニンケアで、デリケートゾーンの潤いを保つこと、骨盤底筋を鍛えることで、いつまでも自分の力でトイレに行って、排泄できることが究極の健康維持になるのです。
介護でのシモの世話を、他人にお任せしたくない人は、早期に始めると習慣になるでしょう。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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