友人の就職が決まったという知らせを受けました。
会社側から入りませんかというお誘いの連絡です。
我が事のように嬉しいです。
その友人は、一度その就職先に入ることができなかったのです。
友人は、目の前にあることをひとつずつ、一言も文句を言わずコツコツと続けていたのです。
実家や親戚の商売の手伝いを朝から晩まで手伝っていました。
神様はしっかりと見ていてくれたのです。
私の祖母がよく言っていた言葉があります。
『待てば海路の日和あり』
海で天候が悪く、時化(しけ)が続いていても、待っていれば必ず航海に出れる穏やかな天候の日がやってくる。じっと好機を(準備をしながら)待て。という意味です。
慌てることなく、その時を待つ。そのことを友人は体現してくれました。勉強になりました。
株式投資に関しても一緒です。
株式投資は、投資信託のように、毎月決まった額で運用をしないので少しハードルが上がります。
チャートの動きや決算日、ニュース、アメリカや世界の株式市場など様々な要因を見ながら、売買を決めていきます。決して人に相談できない、自分だけの決断は本当に勇気が入ります。
株価が大きく下がってしまったときは、落ちるナイフは拾うなという例えもあります。
『待てば海路の日和あり』で待っていると、その会社がじわじわ株価を上げて、頑張っている様子がチャートを通して確認できます。その会社の株価が上がり始めた時、子供を育てているかのような心境になる時もあります。
チャートの動きは、人の心の動きとも取れます。
大きく下がった後、翻弄されず、じっと待ちます。
少し上がり始めた時に買うと言ったことで、*キャピタルゲインを狙っていきます。
*キャピタルゲインとは、株式や債券など保有している資産を売却したときに得られる売買差益のこと。株価50万円で購入した株が60万円になった時に売ると、10万の利益になること。(実際は税金や手数料が引かれる)
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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