縁の下の力持ちという存在について、お尻の筋肉と支出の一部である浪費の対比で考えてみよう。
まず、
お尻の筋肉で、表層の筋肉の大臀筋、中臀筋、小臀筋などという言葉は聞いたことがあるだろう。
お尻の表層筋に対して、深層筋がいくつかある。
お腹で言うところのインナーマッスルだ。
ヨガクラスで、お尻のインナーマッスルのうちの一つ『梨状筋』という言葉を耳にすることがある。
『梨状筋』の役目は、
・股関節のインナーマッスルで脚を外側に回す(外旋)させる
・立ちポーズ(立位)で安定させる
『梨状筋』が硬くなると、
・梨状筋症候群
・坐骨神経痛
などを引き起こす。
『梨状筋』の凝りを放置しないように、ストレッチなどしてケアすることが望ましい。
ストレッチ効果として、
・股関節の歪みを整え、股関節の矯正になる。
・下半身の冷え防止
・坐骨神経痛の予防
など、生活に支障をきたす体の症状を予防できる。
アーサナヨガでは、『梨状筋』アプローチする様々なポーズがある。
ここでわかったことが、『梨状筋』には
お尻の深層にあり、表層筋の奥にあり、気づきにくいが重要な筋肉だ。
表面からすぐに触ることもできないけれども、役割が大きい。
ところで、
資産形成で重要な支出を考えてみる。
自分では気づいていない支出=浪費が浮かび上がってくる。
支出には3種類あり、
《消費》《浪費》《投資》の3つに分けられる。
《消費》
生活の上で欠かせない物の購入。(家賃、食費、交通費、水道光熱費、通信費など)
《浪費》
贅沢品の購入。
賭け事。
ご褒美買い、買っても使わないものへの自分では気づかない出費、いわゆる無駄遣い。
家計見直しせず、気づかないうちに出費しているもの。(通信費や使用していないサブスクなどの月額課金・定額制などの目先の価格は安いが、年単位で計算すると大出費につながるもの)
《投資》
株や投資信託など配当金などが見込め、資産を将来的に増やせるもの。
スキルアップや資格習得のために、セミナー参加や本で自分自身を高め、今の仕事や転職、副業、起業などに大いに役立つ。
浪費に関しても、梨状筋のように気付きにくいが、支出の中でテコ入れを行うことで、
必ず良い結果を生み出し、長年の資産形成の中で莫大な差が出てくる。
お尻の梨状筋のケアと浪費を抑えることは、実は同じカテゴリーなのではないかと感じた。
家計の資産形成と『梨状筋』に比較しながら例えてみる。
『梨状筋』のケアをしないこと
=《浪費》の見直しをしないこと
結果的に
坐骨神経痛を引き起こし、立っていることも苦痛になり日常生活や歩行に支障をきたす
=将来的に気づかない浪費の出費が、生活費を圧迫し、将来の資産形成をも影響を及ぼす。
そうならないためには、
梨状筋症候群などの病気にならないためには、意識してテニスボールなどで刺激し、セルフケアを行う。アーサナヨガなどストレッチを行う。
=何かお金を支払う際には3つの支出を頭に置いて、《浪費》かどうか確認しながら生活資金の支出を行う。
と、因果関係(原因とそれによって生ずる結果との関係)が生まれる。
このように対比して考えると面白い。
今日はここまで。
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