筋肉痛の時に
アーサナヨガで筋肉を動かした後、遅れてやってくる筋肉痛、遅延性筋肉痛がありますね。
痛いのを我慢し、痛くても更に体を動かして頑張ろうとしたり、
逆にアーサナヨガが嫌いになりそうになったりと気持ちが空回りすることがあります。
痛さを我慢してアーサナヨガをやるべきでしょうか?
答えは、YESでもありNOでもあります。
YESの場合、
アーサナヨガはゆったりと動き、ストレッチのようなポーズでリラックス効果を得られるものがあります。
NOの場合、
これ以上身体を酷使することは、身体への暴力行為(アヒムサ)になってしまいます。
無理をすることで精神的にもダメージですし、大きな怪我につながるからです。
無理はしない
そもそも、アーサナヨガは痩せるための運動ではありません。
瞑想に向かっての準備運動です。
ヨガは、激しく動く目的として誕生しているわけではないのです。
100年ぐらいの間に、様々な流派のヨガが誕生しています。
しかし、今のブームのアーサナヨガは、ヨガ教室で、筋肉痛になるほどのきついポーズや、激しい動きをすることもあります。
そのような時に、怪我をする人がインストラクターを含め、多くいます。
良い指導者でない場合、生徒さんたちに間違った身体の使い方でも、そのまま身体を動かさせ続ける人も多くいます。
筋肉痛になった場合は、無理に続けて練習をしないようにしましょう。
自分が頑張りする手前で、ポーズを止める心がけも大切です。
自分の身体は、本人にしかわからないのです。
身体を癒す動き
筋肉痛の時、ゆったりと呼吸をしながらストッレチのように動かすアーサナヨガで癒しましょう。
何もしたくなければ、積極的に何もせず、休むことも大切です。
『身体の声を聞く』ことがとても大切です。
疲れた時におすすめのポーズは、横たわった合せきのポーズ(スプタバッダコナーサナ)です。
横たわった合せきのポーズ(スプタバッダコナーサナ)
1仰向けになる
2膝を立てて、かかとをお尻に近づける。
3ひざを両側にゆっくり開く。
4手は天井方向に向け、身体から離した心地よい場所に置く。
5目を閉じたければ閉じて、ゆっくり呼吸をする。
6膝や股関節に違和感を感じたら、ポーズをやめて足を伸ばす。
ストレスの緩和やリラックス効果、背骨や骨盤の歪みを取ります。
ご自身を内観し、瞑想と共に深めるために、気持ちよくアーサナヨガで身体作りをしていきましょう。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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