日本の果物時事情
スーパーの果物売り場には、秋の味覚が並び始めています。
無花果を今年になって2回購入しましたが、少し硬いものや食べ頃のものなど、あたりはずれがありました。
当たりはずれはあっても、なまものであるからこその、楽しみですね。
果物を買ってきて、スイカが甘かったり、みかんが酸っぱかったり、家族で感想を言い合いながら食べるのもコミュニケーションの一つではないでしょうか?
厚生労働省が推奨する果物の1日の摂取量は、200グラムです。
ところが、
- 値段が高い
- 日持ちがしない
- 皮を剥くのが面倒
などの理由で、20代から40代の日本人が特に食べないそうです。
日本の平均の果物摂取量は、目標の200グラムに対して、半分の100グラムを切っているそうです。
無花果は女性に良い理由
無花果は、実に見える中の白い部分が花だそうです。
外から花を咲かせないように見えることから、『無花果』と漢字で書くそうです。
無花果の栄養は
【水溶性食物繊維】ペクチン
【ミネラル】
カリウム
カルシウム
マグネシウム
鉄分
植物性エストロゲン(女性ホルモンに似た働き)
酵素フィシン(タンパク質を分解)
アントシアニン(ポリフェノール)
ペクチンは便秘予防に役立ちます。
植物性エストロゲンという女性の卵巣ホルモンに近い、大豆に含まれる植物性の物質が、無花果にも含まれています。このことから女性に良い果物とされています。
植物性エストロゲンの効果は、更年期障害やPMS(月経前症候群)の軽減や、骨粗鬆症の予防にもなります。
ドライ無花果にすると、栄養素が凝縮されます。
面倒くさがらないこと
残念なことは、果物の皮をむくのが面倒だという理由が食べなくなったということです。
世の中、様々なことが便利になりました。
スイッチひとつで用事が済む時代です。
しかし、健康や食事のことは、ボタンひとつでは解決できないのです。
面倒くさいから、果物や料理をしない、身体を動かさないということは、健康を害してから気がついても遅いのです。
ぜひ、毎日少しずつの行動で、将来の日本の健康寿命を伸ばしていきましょう。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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