便秘
よく眠れた朝、気持ちがゆったりしていると便秘が解消されたりします。
自律神経の副交感神経が優位になっていると、腸もよく動いてくれます。
また、男性に比べると、女性の方が便秘になりやすい傾向があるようです。
女性は生理やホルモンの関係で排便バランスが崩れたり、家事や育児、仕事などで物理的に便意を催しても我慢してしまうなど、様々な理由が挙げられるでしょう。
不規則な生活、食物繊維不足、ダイエット、ストレス、運動をしないことによる腹筋などの筋力不足、病気、年齢など様々です。
また、体の70%が水分と言われていますが、水分が足りないことによる原因もあるでしょう。
腸の反射区である手首
反射区と言われる、足裏や手のひらなどを刺激することで内臓や各器官に良い刺激を与えることができます。
手首も腸との関わりがある反射区で、ストレッチすることで便秘解消などに役立ちます。
腸は第2の脳と言われています。腸には神経が集まっていて、脳の指令がなくても腸は動くことができるからです。
腸を活性化することで、免疫力向上や動脈硬化も抑えることができます。
手首をストレッチする前に、片方の手で手首をさすって血流を良くしてから行うと効果的です。
手首は細くて繊細なので、ストレッチを行うときも、ゆったりとした呼吸と共に静かに行いましょう。
手首ストレッチ
あぐらや正座で座ります。
手首を反対側の片手でこすり、温めてストレッチしやすく準備します。
体の正面に、手のひらを返して親指が外側になるように床に置きます。
少し上体を揺らしながら、手首に刺激を与えます。
呼吸を止めず、ゆっくり行います。
次に、再度、体の正面に、手の甲を床に置き、親指が内側になるようにします。
上体を揺らして、刺激を加えます。
手首は大変デリケートなので、ストレッチしすぎないように(怪我をしないように)気持ちよいポイントで行いましょう。
終わったら、手首を少し振り、ストレッチの余韻を楽しみます。
今回は、腸に関係して手首のストレッチをお伝えしました。
他の面でのメリットとしては、アーサナヨガでは、手首を使うポーズが多く出てきます。
四つ這いのポーズ、板のポーズ、片手でバランスを取るポーズなど手首に負担がかかっています。
ぜひ、レッスンをする前に手首ケアとしてもおこなっていただけると幸いです。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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