
ゴールデンウィークに体験した「自宅マッサージ」のすすめ
ゴールデンウィーク、少し時間にゆとりができたことで、普段できない“ふれあい”のひとときを家族と過ごしました。
きっかけは、中学生になった家族からの「首が痛いからマッサージしてほしい」という一言。塾や学校で日々忙しい子どもたちの体も、思っている以上にこっているのです。
オイルマッサージで親子のリラックスタイム
首の寝違えによる肩こりに対して、清涼感のあるものやごまオイルを使ってマッサージ。
肩や首、そしてヘッドまでしっかりと触れていくうちに、最初はくすぐったがっていた子どもも次第にリラックスし、自然と脱力できるように。
筋肉の名称やツボ(マルマ)についても解説しながら行いました。「食いしばりが肩や首の緊張につながることや「全身の脱力が意外と難しいこと」など、ちょっとした学びにもつながりました。
ヨガ+マッサージで心身を整える
簡単なヨガアーサナを一緒に行うことで、呼吸も落ち着き、自然と心が静まってくるのを実感。
その後のマッサージでは、筋肉の緊張がやわらぎ、特に足裏を丁寧に刺激すると全身がゆるみやすくなります。
これは勉強やスポーツのパフォーマンス向上にもつながる、大切なケアのひとつです。
子どもにもアビヤンガを
アーユルヴェーダでは「アビヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージがあり、大人だけでなく子どもの体調管理にも効果があるとされています。
また、動物(ペット)へのマッサージも注目されているように、触れることそのものが“癒し”と“信頼関係”を深める大切な手段。
5月の連休明けは、心も体も不安定になりやすい時期。
だからこそ、家族でのスキンシップやオイルマッサージで、自然なリズムと穏やかなバランスを取り戻してみませんか?
勉強に忙しい子どもにこそ、癒しの時間を
使うオイルはシンプルに太白ごま油がおすすめです。部屋には、アロマを焚いてもいいでしょう。てのひらで少し温めてから使います。
ココナッツオイルは頭や目の疲れを和らげます。夏場にぴったりです。
お好みでラベンダーやカモミールなどの精油を一滴垂らしてもいいでしょう。
ヘッドマッサージ:清涼感のあるものを使って、こめかみから頭頂部、耳のまわりまでやさしくなでるだけで、目の疲れや緊張をゆるめてくれます。
首・肩まわり:「勉強姿勢」で固まりやすい首や肩は、手のひらでなでたり、軽くもみほぐすように。オイルを使うと滑らかに動かせて気持ちよさが倍増。
足裏マッサージ:足裏は全身につながるツボが集中している場所。土踏まずをゆっくり押すことで、全身が緩んで深い眠りにもつながります。
おすすめのタイミング
寝る前に行うのがベスト。
身体がぽかぽか温まり、自然とリラックスして眠りに入りやすくなります。
親子で会話をしながら、1日を締めくくる“ふれあいの時間”にもなります。
アビヤンガは、忙しい毎日を送る子どもたちにとって、
「心と体の緊張をほどくためのスイッチ」のような役割を果たしてくれます。
そして何より、家族の信頼関係やふれあいが深まる時間にも。
マッサージは、手を通して伝わる“愛情のコミュニケーション”。
ぜひ、ご家庭でも気軽に取り入れてみてくださいね。
今日もここまでお読み頂きありがとうございました。
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