コロナ禍で子供たちも含め、黙食、一人での食事が数年続いた。
小学3年生の甥が書いた、昨年の七夕の願い事が物語っている。
『コロナが終わって、給食でみんなでおしゃべりしながら食べれる日がきますように』
切なすぎる。
子供の成長には1日1日の経験が大切なのだ。それが数年も続いてしまった。
本来、食事とは皆でワイワイ楽しみながらいただき、
精神的にも肉体的にも明日への活力となる、命をいただく行為である。
健康で長生きするためには、心から楽しめる食事が大変重要視される。
アヒムサ(非暴力、平和)
ヨガ哲学の中のヤマの5つの教えの中の一つだ。
かつて、インドの独立の父のマハトマ・ガンジーはこの非暴力主義をヨガスートラのアヒムサの精神に基づき活動を行なった。古代インドのサンスクリット語である。
食事と暴力?何の関係があるの?
食生活のアヒムサ(暴力)とは
食生活の乱れによる体への暴力と言えるであろう。
もちろん、動物性食品を一切食べないストイックな考えも主流だ。
・日本にコンビニエンスストアなどが乱立による食生活の乱れ
・親の24時間体制での仕事(コロナ前は特に)で、子供たちが家で一人で食事(孤食)をし、バランスの取れた食事が取れていない
・食育不足
・格差社会による家庭での食費制限
・健康格差の増大
・国の医療費負担増
などなど、食事に関する問題は山積みだ。
健康寿命の増進のために体を動かすヨガをして、バランスの取れた食事を取ろう❗️
そんなことは、皆知っている。
当たり前なことを、当たり前にできない時代。
やはり、金銭的問題が必ず絡んでくる。
まず、格差社会の問題点は
時間だけが毎日過ぎていき、低賃金での働き方の改革を起こせない
幼少時からのお金の増やし方の教育不足
日常生活から脱出できないのが現状であろう。
コロナで副業推進を始めた大企業も少なくない。
天下のTOYOTAの豊田社長も「なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と言っている。
働き方改革と会社は言い始めても、
行動を起こせず、思い腰を上げられない、知識不足の終身雇用制度呪縛の社員達がたくさんいるのが現状である。
給料の低下=食生活の低下=体への暴力
飛躍ではないはずだ。
食事、アヒムサを題材にしても
結局、経済的な問題は常について回る。
日本経済を回すことが、健康長寿国家維持の近道であり、一人ひとりの意識改革に委ねられているといっても過言ではない。
今日はここまで。
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