ヴィーガンや*ヴェジタリアンと耳にすることはありますが、違いをご存知でしょうか??
以前、ヨガのリトリートに参加した時、ヴェジタリアンやストリクトなヴィーガンの方がほとんどでした。
ヴェジタリアンやヴィーガンであろうとなかろうと、お互いに食事の嗜好に無理強いはしないことは暗黙のルールです。
日本では、様々な宗教的・思想的、病気での塩分など摂取してはいけない食事方法、アレルギー、考え方、スピリチュアルな思考、地球環境などの様々な背景で食べるものが限定されていることを理解されないことが多く、グローバルな観点で遅れています。
最近では保育園や小学校でもアレルギー食などを別に提供をしているので、子どもたちの方が柔軟で理解が深いのかもしれません。
地球環境の変化で、大雨や洪水などで避難した際に、アレルギーのあるお子さんの食べ物がないと、母親がボランティアの方々に伝えました。被災した状況下で、わがままだと言われたことを耳にしたことがあります。
わがままではなく、生きていく上での食べ物なのです。アレルギー持ちの方は、リスクを考えて、被災した際の非常食も準備が必要ですね。
海外では、レストランやスーパーで、ヴィーガン用や宗教上の食材などが容易に手に入りやすい環境が整えられています。メニューにもヴィーガンと記載もあります。
日本では、理解に乏しく、ニーズに応じた販売、提供が非常に少ないので、外国人が食事面で日本で苦慮しています。コロナ明けの世界の往来が再開しようとしている今、これからの喫緊の課題と言えるでしょう。
*ヴェジタリアンの種類(様々な種類や分け方があるので、一例です)
・ヴィーガン:植物製品のみを食べる。白砂糖も精製の際に動物の骨を使用するためNG。エシカルヴィーガンは動物由来のもの、レザー製品の衣服なども動物の命に関わるものはNG。
・ラクトヴェジタリアン:植物性食品、乳製品OK。
・ラクト・オボ・ヴェジタリアン:植物性食品、卵、乳製品はOK。
・ペスコ・ヴェジタリアン:植物性食品、魚、卵、乳製品はOK。
グローバルな視点では遅れているのですが、実は日本の精進料理は立派なヴェジタリアンの食事です。
古代から、地球環境にも身体にも優しい食事方法が根付いていたのです。
食生活の欧米化で、悲しいかな野菜不足まで言われています。
日本人の野菜摂取量は平均280グラム/日ということです。目標値350グラム/日だそうです。
一日5皿の野菜を食べれば、目標達成だそうです。平均一食で2皿食べればクリアですね。2品用意すれば大丈夫。定食屋さん、外食時も野菜からチョイスすれば必ず摂取できます。
野菜摂取目標を達成すると、病気になりにくい体を手に入れられます。そして、日本の医療費削減に貢献できるのです。
お金の考え方も、世界の食生活のニーズを理解するのと同様に、グローバルな視野を取り入れていくことが大事です。
狭い日本で、終身雇用をしていれば将来安泰という固定観念の呪縛に、親から代々受け継がれていることを信じ込んでいることが問題です。
税金面での勉強、副業、複業の開始、資産形成の早期見直し、会社との関わり方の見直し、変化に対応できる能力を養うなど考えて行動することが大事です。
経済面でのアジア諸国での日本の立ち位置も怪しくなってきています。
一人ひとりが将来の日本を作り上げていく気持ちで、食生活の見直し、お金の見直しをしていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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