ヨガを勉強するまでは、仏像の手印(手で表現したメッセージ)の意味は気にもとめていませんでした。仏像の手印は仏像によって手の表現が違いがあり、メッセージが込められています。
忍者には九字護身法があり、山伏が印を結ぶことで魔を遠ざけるという意味があります。
世界各国の踊りでも、手の表現が重要で、
掌を開く、閉じるだけでも観客側の受け取る印象も変わってきたりします。
手で言葉を表現をするための台詞がわりのジェスチャー(しぐさ)をクラッシックバレエでは、マイムと言います。
日本舞踊では、手指をきちんと揃えて、美しく踊っています。
もしも、踊り手が手指を開いて踊っていたら、印象が悪くなりますよね。
アジアの踊りは上半身に特徴があり、手足や首や頭や目を動かすことで表現し、
西洋の踊りは下半身でステップを踏むなどで胴体と手での上半身の動きがついてくるイメージがあります。
アーサナヨガで瞑想するときに、
あぐらで座り、インストラクターに手は好きなところに置いてなどと言われると、
逆に手を意識しすぎてしまい、どこに置くか迷ってしまいます。
意識をどこに置くかで、体のエネルギーがその部位に集中するのです。
呼吸に意識を置くと、余分な雑念を考えないように集中できます。
ヨガでの手印を古代サンスクリット語でムードラと呼びます。
指や掌を合わせたりすることで、外界と自分のエネルギーの結びつきの流れを生み出したり遮断したりします。
親指と人差し指で輪を作り、他の指は伸ばし、上向にすることをチンムドラーと言います。
チンムドラーを下向きにすることを、ジニャーナムドラーと言います。
それぞれの五本の指にも様々な意味があり、諸説あります。
共通しているのは、
親指は宇宙・ブラフマン・梵・最高原理
人差し指は自分自身・自我・アートマン・真我
などと言われています。
ヨガは宗教とは違いますが、
歴史的に宗教や文化に影響を与えていることや本などで解説している人や言い伝えでの
それぞれの指の解釈があります。
掌を胸の前で合わせることを合掌と言いますが、これもムードラの一つで、
アンジャリムドラーと言います。
右手が陽・神聖・宇宙
左手が陰・不浄・自我
と相反するものを両手を合わせることで、調和を生み出します。
サンカルパ瞑想とは、
願い事や目標を瞑想の前に思い浮かべ、なりたい自分を具体的にイメージしていく方法です。
意識を*チャクラにアプローチしながら、繰り返し目標を自分に言い聞かせることで、無意識の中にその願いが届き、日常生活で目標に向かって行動化できるようになります。
*チャクラとはサンスクリット語で車輪や回るの意味。7つの体のエネルギーポイント
ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』というベストセラーの本もあります。
考えたことが実現することは、脳科学的にも量子力学的にも証明されてます。
大人になると夢や希望を忘れがちです。
サンカルパ瞑想で、目標を洗い出し、普段の行動を変えてみませんか?
行動を変えると、お金に対する考え方や生き方が変化します。
ぜひ、今まで生きてきた固定観念を捨て去り、
新しいルーティンでの思考を始めてみたらいかがでしょうか?
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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